2015年11月30日
諫早市でミニトマト出荷が本格化 来年6月までに730㌧計画
ミニトマトの産地化が進む諫早市で、ミニトマトの出荷が本格化しています。
生産する南部地区ミニトマト部会は、M階級を中心に日量600~1,000ケースを出荷しており、平成28年4~5月にかけてピークを迎え、6月までに730㌧(前年比121%)の出荷で、販売高4億円以上を計画しています。
今年産は、7月下旬から定植が始まり、その後、適度な気温で推移し天候に恵まれたことで活着も進みました。部会では、土づくりや健全な株づくりに一層力を入れたことで、順調に生育。10月以降も好天が続き、食味、果実肥大、着色ともに良好です。
泉重信部会長は「厳寒期に向けて出荷量を落とさないように、ハウス内環境を整えて、効果的な葉面散布で、反収15㌧を目指したい」と意欲を見せています。
写真=鈴なりになったミニトマトを収穫する泉部会長
(日本農業新聞 掲載)