Mitte vol.5 2018年7月
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一番好きなアスパラガスの食べ方は天ぷらだそう。「塩をつけて食べると美味しいですよ!」とのこと優さんにとって父・辰巳さんと母・泰子さんは、一番身近な農業の先輩だ。技術や知識、経験など、二人の背中から勉強することは多い❶アスパラガスは洗って根本の皮を剥き、4~5cmに切って塩を振っておく。❷じゃがいもは皮を剥いて縦半分に切って1cmの半月切りにする。シメジは手で軽くほぐしておく。❸塩を入れたお湯でじゃがいもを固めに茹で、あと1分程度という所でアスパラガスも茹でてザルに上げて水気を切る。❹ほぐしたツナに☆の調味料を入れてツナマヨソースを作る。❺水気を拭いたじゃがいも、アスパラガス、シメジをグラタン皿に並べて❹のソースをかけまわす。❻オーブントースターで軽く焦げ目がつくくらいに焼いて出来上がり。(JAグループ お手軽良い食レシピでおいしく健康! https://life.ja-group.jp/recipe/detail/?id=5596)アスパラガスとじゃがいものツナマヨソースグラタンアスパラガスを使った手軽なのに本格的なレシピをご紹介します!〈調理方法〉アスパラガスじゃがいもブナシメジツナ(缶詰)☆マヨネーズ☆醤油☆粒コショウ2本1個1/5袋大さじ1/2大さじ1.5小さじ1少々●材料〈2人分〉JAながさき県央のホームページでは、このほかにも様々なレシピを公開しています!検 索http://www.janagasakiken-ou.or.jp/JAながさき県央JAながさき県央アスパラガス部会 JAながさき県央アスパラガス部会は、諫早市、大村市、東彼杵郡(東彼杵町、川棚町、波佐見町)の生産者166人が30・4㌶で「県央アスパラガス」を栽培。県央管内の各地で栽培されており、生産量は県内の3割を占める一大産地です。出荷ピークは、春アスパラガスは3月、夏アスパラガスは7月と年に2回あります。 部会では、堆肥を入れた土づくりに力を入れて品種「ウェルカム」を栽培。日光を浴びて濃い緑色の「県央アスパラガス」を育てています。 また、高品質で市場の評価は高く、関東、関西、四国地方を中心に出荷しています。多くの方々においしいアスパラガスを届けるため、更なる栽培技術の向上や品質管理に取り組んでいます。スマホ・タブレットはこちらの二次元コードからチェック!!YouTubeで動画配信中!今回の取材の様子を検 索MitteチャンネルJAながさき県央動画チャンネルMitte紙面で紹介しきれなかったインタビューの様子や裏話を公開!アスパラガスの栄養アスパラガスの選び方アスパラガスの保存方法グリーンアスパラガスは、カロテンやビタミンC、E、B群が多い緑黄色野菜です。疲労回復やスタミナ増強に効果のあるアミノ酸の一種、アスパラギン酸も多く含まれています。穂先に含まれるルチンは、毛細血管を丈夫にする働きがあり、間接的に血圧を下げる効果があるとされています。穂先が締まっており、緑が鮮やかで、太くまっすぐに伸びているものを選びましょう。切り口がみずみずしく、硬くなっていないものが新鮮です。鮮度が落ちやすいので、買ったら、すぐ調理するのがおすすめです。保存するときは、水分蒸発を防ぐため、キッチンペーパーなどで包んで、冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。 安全・安心で美味しいアスパラガス作りには周りの人々との協力や繋がりもかかせないと優さんはいう。 例えば害虫の発生状況などを周りの生産者と情報を共有することで、農薬の使用頻度を出来るだけ少なくすることができる。また、青年部では年に一度、他の地域のアスパラガスの栽培地を訪れ、栽培方法や土作りの研究をしている。 「波佐見町ではアスパラガスを栽培する環境が整っていて、生産者も多くいます。先輩方にいつでも相談ができ、土地、人に恵まれているなあと思います。現在、両親と一緒に農業を行なっていますが、きついと言いながらもいつも明るく楽しい様子で働く姿勢に学ぶところも大きいですね」と優さん。 豊かな自然、人や家族の中、優さんもまたのびのびと楽しく働いている様子。来年の春には結婚も決まっているそう。 「今の目標は生産量のアップです。それにしたがって一緒に働く人も徐々に増えていけばいいなあと想像しています。自分たちが育てたアスパラガスを美味しいと言ってもらえることが一番のやりがいなので、もっともっと多くの消費者のもとに届けたいです」 すくすく育つアスパラガスのように、優さんの未来もすくすくと豊かに育っていきそうだ。栄養がたっぷりのアスパラガスは夏バテ予防に効果あり!まるで天然の栄養ドリンク!?(JA全中提供)人と人とのつながりが元気な産地を育む調理時間15分これさえ知れば、もっとごはん上手 ブナシメジはうま味成分のアミノ酸が豊富で食感がよいので、煮物や炊き込みご飯、汁物、炒め物、天ぷらなど、幅広く利用できます。また、食物繊維が豊富で、便秘の解消やコレステロール値の低下などに役立ちます。さらにカルシウムの吸収を助けるビタミンDやナイアシン、カリウム、鉄、銅などを多く含みます。 カサの色が濃く、小ぶりで開きすぎず、ハリと弾力のあるものが新鮮です。軸は硬く、短いものを選びましょう。 保存するときは、パックのままか密閉容器に入れ、冷蔵すると数日もちます。冷凍する場合は、塩を加えたお湯にサッと入れてから冷凍を。茹でてもしんなりしません。ブナシメジブナシメジの選び方・保存方法

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