DISCLOSURE2018
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22DISCLOSUREJAながさき県央業 績業 績業 績概 況 我が国経済は、緩やかな回復基調が続いており、雇用や所得環境が改善しつつある中、農業・JAを取り巻く環境は、米国の離脱によるTPP協定発効への不透明感や、農業競争力強化支援法が成立するなど目まぐるしく変化致しました。 農業面では風水害や天候不順に苦しめられた1年でありました。春ばれいしょは干ばつの影響により出荷量は平年を下回り、肉牛においても生産資材等の高止まりの状況により所得金額は苦戦を強いられました。 そのような中、第10回全国和牛能力共進会の内閣総理大臣賞に引き続き、第11回全共でも第7区に出品した肉牛群で特別賞の「交雑脂肪の形状賞」に輝き、日本一美味しい長崎和牛をPRできました。また、第71回全国お茶まつり長崎県大会に先駆け開かれた全国茶品評会蒸し製玉緑茶の部において、個人の部で「農林水産大臣賞」、団体の部で茶の主産地である東彼杵町が「産地賞」など4部門の日本一受賞となる快挙を成し遂げました。その他、個人・組織の部においても多くの皆様が頑張る姿に夢と希望を与えていただきました。 経営面では、当JAの自己改革も2年目に入り「農業者の所得増大・農業生産の拡大」、「地域の活性化」の大きな2本柱を核として取り組みを進めてまいりました。その中でも、生産資材価格の引き下げ、労力支援事業、輸送コストの削減等、目に見える結果がお示しできる段階へと進んでおります。販売事業では、年間販売高が3年連続150億円を突破し農業所得の増大・生産の拡大に繋げることができました。信用事業では、低金利の農業融資を6億8千万円ご融資し規模拡大などの支援を図り、農業所得の増大に取り組みました。共済事業では、地域や世帯の特性に応じた訪問活動を行いライフアドバイザー57人全員が12月に目標を達成することができました。本年度の決算の状況につきましては、各事業ともに厳しい環境下ではありましたが、組合員皆様のご協力ならびに地域の皆様のご支援により当期剰余金を7億8千万円計上することができました。 最後になりましたが、ここに平成29年度の事業概況を報告し、各事業の取り組みにつきましては別途事業ごとにご報告いたしますとともに、業績をあげることができましたことは、偏に組合員皆様のご理解とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。28年度末29年度末増   減正  組  合  員  数12,08911,915△ 174   個     人12,03711,859△178   法     人52564准  組  合  員  数27,82628,037211   個     人27,60627,821215   法     人220216△4 合      計39,91539,95237正 組 合 員 戸 数8,8178,679△138准 組 合 員 戸 数26,68226,851169 合      計35,49935,53031組合員(単位:人、戸)

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