DISCLOSURE2022
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JAながさき県央15  「JAバンクシステム」は、JAバンクの信頼性を確保する「破綻未然防止システム」と、スケールメリットときめ細かい顧客接点を生かした金融サービスの提供の充実・強化を目指す「一体的事業運営」の2つの柱で成り立っています。います。破綻未然防止システム JAバンクの健全性を確保し、JA等の経営破綻を未然に防止するためのJAバンク独自の制度です。具体的には、⑴個々のJA等の経営状況についてチェック(モニタリング)を行い、問題点を早期に発見、⑵経営破綻に至らないよう、早め早めに経営改善等を実施、⑶全国のJAバンクが拠出した「JAバンク支援基金※」等を活用し、個々のJAの経営健全性維持のために必要な資本注入などの支援を行います。※2021年3月末における残高は1,652億円となって貯金保険制度 貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金等の払出しができなくなった場合などに、貯金者等を保護し、又、資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度です。 この制度は、銀行・信金・信組・労金等が加入する「預金保険制度」と同様の内容になっています。 なお、この制度を運用する貯金保険機構(農水産業協同組合貯金保険機構)の責任準備金残高は、2021年3月末現在で4,522億円となっています。JAバンクシステム  組合員・利用者から一層信頼され利用される信用事業を確立するために、「再編強化法(農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)」に則り、JAバンク会員(JA・信連・農林中金)総意のもと「JAバンク基本方針」に基づき、JA・信連・農林中金が一体的に取り組む仕組みを「JAバンクシステム」といいます。JAバンク・セーフティーネット JAバンクでは、「破綻未然防止システム」と「貯金保険制度」により「JAバンク・セーフティ−ネット」を構築しています。これにより、組合員・利用者のみなさまにより一層の安心をお届けしています。

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