2020年2月6日

3月開催の「生産者大会」へ向け協議 栽培技術の向上を目指す

みかん部会は1月21日、3月中旬に開催する「生産者大会」開催へ向けた協議を同JA中部集出荷施設で開きました。2020年産の課題となる果樹農家の経営を左右する隔年結果是正対策について一丸となって向き合い、意見やアイデアなどを共有することで更なる所得向上を狙います。同大会では、課題をもとにした講演などを実施予定。具体的なテーマは未定で、2019年産の糖度が例年より低迷したことなどを受けて「栽培技術の向上」を中心にテーマを固めていきます。

 2019年産は、市場との正確な情報交換や出荷用に使うワックスの種類を変えたことで腐敗の発生を抑制。市場からの評価も高く、順調に販売を進めることができました。また、市場要請に応じた規格(5㌔箱)を主体に販売をするなど、単価維持・向上を図ってきました。五道常守部会長は「2019年産は、特に糖度に課題が残る仕上がりになった。2020年産は高品質ミカンを生み出すため、部会員とともに大会を通じて様々な工夫を見出していきたい」と同大会へ向けて意気込みを話しました。