2020年4月23日

摘採スムーズに 「品評会茶園現地検討会」実施

 

 茶業部会は4月6日と7日、「品評会茶園現地検討会」を東彼杵郡東彼杵町で開きました。適期に摘採するため、茶葉の色づきなど生育状況を確認しながら、被覆日程等を検討しました。部会員、県央振興局、東彼杵町役場、同JA営農指導員らで、圃場24箇所を巡回。営農指導員は「順調に生育し、収穫開始は昨年並みを予定している。今年も良い結果を出せるよう部会員とともに頑張りたい」と意気込みました。

 同町は茶の産地であり、全国茶品評会では最高賞を受賞するなど高い評価を受けています。現地検討会の他にも、昨年9月には2020年産に向けた秋整枝講習会、1番茶が始まる4月には茶の加工を学ぶ製茶講習会など知識や技術の向上に継続的に取り組んできました。今年は大人数での講習会が厳しい状況にありますが、生産者や県、同町、営農指導員らで連携をとり、小規模での講習が出来るよう対応を図ります。