2020年6月5日

組合員の所得向上へ助力 農薬価格5%値下げへ

 今年度から、生産資材のコスト削減による組合員の所得向上に繋げる取り組みの第2弾として、17の部会・生産組合が選定した使用頻度の高い農薬の価格を通常予約価格より5%引き下げました。今回は都度購入する当用価格も引き下げの対象です。従来は都度発注していましたが、年間使用農薬分を一括発注することで、スケールメリットを活かした価格の引き下げを実現しました。

 当JAは第6次中期経営計画の中で「農業者の農業所得の増大・農業生産の拡大の実現」を基本方針の1つとしていました。特に資材コストの削減は組合員の望む声も多く、当JAは平成30年度に主要肥料31銘柄の価格を引き下げ。今年度は新たに農薬29銘柄を追加した60銘柄を推奨銘柄として選定しました。

 担当者は「組合員の皆様においては、生産資材価格の高騰や農産物価格が低迷する厳しい状況にありますが、今後は肥料・農薬以外の資材価格についても最大限の努力をしていきたい」と話しました。

 当JAでは広報誌にて、対象銘柄の特別価格一覧表を作成し広く組合員に周知を図っています。