2020年6月11日

キュウリ最盛期 ハイペースで出荷進む

 管内で、2019年産キュウリの出荷が最盛期を迎えています。5月は1万5000ケース超えと同年産各月の中で最も多く、例月の出荷数量の1・5倍とハイペースで出荷を進めています。中部地区きゅうり部会は、シーズン終了の6月末までに出荷数量8万8500ケース(1ケース5㌔)を目指しており、5月下旬までに約7万6000ケースと目標まで約1万ケースに迫りました。同年産は、全量を関西方面に出荷しています。

 同部会は、部会員17人で2.7㌶を手掛けています。生産者は昨年より3人増え、作付面積などが徐々に増えています。今年は夜温が低く生育の遅れが課題となっているが、ハウスの開放を減らして室温を高めにするなど温度管理を徹底。高品質なキュウリに仕上げるため奮起しています。

 大村市でキュウリを栽培する川本真平さんは「今年も順調に生育している。美味しいキュウリを多くの消費者に食べてもらいたい」と話しました。