2020年12月10日

こだわりの逸品「其ノ蜜柑100」 ミカン本来の味と甘みを凝縮

 大村市野田町で温州ミカンを栽培する野田真吾さんは、自身が開発したオリジナルストレートミカンジュース「其ノ蜜柑(そのみかん)100」を県内で販売しています。

糖度が高い圃場を厳選し、その圃場から出た規格外品が原料。「無添加」「濃縮還元無し」にこだわり、温州ミカン本来の味や甘みを楽しむことができます。商品ラベルは、和紙を使うことで高級感を演出。挿絵のミカンは切り抜きになっており、ジュースの色で「ミカンの色」を表現しました。

 県央産の温州ミカンは、主に関東や東北方面に出荷。県内流通が少なく、規格外品は糖度の高低に関わらずひとくくりにされてしまうのが現状。野田さんは「県内の多くの人に、県央産の温州ミカンを味わってもらいたい」と奮起。地元企業と検討を重ね、2019年2月に「其ノ蜜柑100」が完成しました。

 野田さんは「ミカンの美味しさがそのまま表れ、同時に自分の栽培技術が重要になる。イベントや口コミなどを通じて、『其ノ蜜柑100』を買う人が増えてくれたら嬉しい」と話しました。

現在、大村市と長崎市の一部で販売。贈答品としても取り扱っています。