2021年1月8日
支部単独で共進会を初開催 コロナ禍でも情報共有を
繁殖牛部会東彼支部は12月24日、北部営農センターで支部単独の「繁殖牛改良能力共進会」を開きました。昨年はコロナ禍で9月に予定していた同JA主催の共進会や10月に予定していた県の共進会が中止になり、部会員同士の情報交換が困難な状況が続きました。同支部は「『全国和牛能力共進会鹿児島県大会』に向けて、部会の底上げを図るために立ち上がろう」と共進会の初開催に踏み切りました。
第1回目となる同日は、未経産の自家産雌牛を対象に出品。出品頭数8頭のうち、竹川悦子さんの出品牛「みはな」が主席に輝きました。
全国和牛登録協会長崎県支部による審査講評では「体の伸びや腿の厚みなど状態が良く、理想的な発育で種牛性をしっかりと兼ね備えている」と高評価。竹川さんは「大変光栄なこと。畜産農家歴5年と日は浅いが、仲間のお陰で結果を得ることが出来た」と笑顔で話しました。
同日は、部会員、関係機関、同JA営農指導員ら約30人が参加。共進会後は、飼養管理や発育状態などの意見交換を行いました。