2021年1月20日
中晩柑出荷目前 目ぞろえ会実施 徹底管理で品質良好
JAながさき県央みかん部会中部支部は1月14日、2020年産中晩柑(かん)の目ぞろえ会を行いました。品種は、早香(はやか)、ポンカン、スイートスプリングの3種類。規格は、早香とポンカンが等級「良品」以上、階級M以上、着色9分以上。スイートスプリングが品質「良品」以上、階級S以上、着色7分以上として、家庭選果を徹底することを申し合わせました。家庭選果後は同JA中部集出荷施設に持ち込みを行い、荏原や盛岡に出荷します。
同年産は、秋口から12月にかけての寒暖差が激しい状況でした。それによる腐敗など品質低下が懸念されましたが、部会員の徹底した防除により品質は良好です。
同日は、部会員、営農指導員ら約20人が出席。部会員は年内に収穫した中晩柑を前に、規格や出荷時期を確認しました。同JA中部営農センター指導振興課の岩永聖也さんは「部会員の管理が行き届き、安定した品質を保つことが出来ている。出荷まで気を抜かず、高品質な中晩柑を消費者に届けられるよう指導したい」と話しました。出荷は1月下旬を予定しています。