2021年2月1日
現場職員の知識・スキル向上へ 肥料・農薬の基礎から学び尽くす
1月21日、現場で活躍する若手営農指導員と営農経済担当者を対象に、肥料・農薬に関する初の合同スキルアップ研修会を諫早市で開きました。第6次中期経営計画に掲げる「農業所得の増大・農業生産の拡大」の取り組みの一環として実施。課題だった指導員と経済担当者の連携不足を解消すると同時に、農家への的確な指導力や資材の提案技術向上、連携強化を図り、現場職員の意識統一に繋げる狙いです。
同日は、営農経済担当者、指導員歴3年以内の若手営農指導員らが出席。JA全農ながさきとくみあい肥料株式会社が講師を務め、肥料や農薬の基礎知識、工場見学などを行いました。肥料・農薬の講義では主に、種類や成分、希釈の計算式、状況に応じた使い分けや効果などを学習。その後、同社の製造工場に足を運び、肥料の製造工程を見学しました。
北部営農センター営農指導員の出口大地さんは「改めて基本の大切さを実感した。これを機に、自信を持って各農家にあった資材を提案できる営農指導員を目指したい」と力強く話しました。