2021年2月2日

小串トマト共選スタート 目標1億円に向け出だし好調

 中部集出荷施設で1月25日、東彼杵郡川棚町の特産「小串トマト」の共選が始まりました。初日は1㌧を選果。秀品率は選果量全体の7割以上と高く、目標販売高1億円に向けて順調な滑り出しとなりました。主な出荷先は、福岡や県内の市場。共選は6月上旬まで続き、ピークは4月を見込んでいます。

 同日は、作業員、販売担当者ら約20人が作業にあたりました。開始前に、作業員と販売担当者で選果基準を確認。傷や痛みなどを入念にチェックしました。中部営農センター販売課の髙比良一也さんは「品質は良く、初日は順調に選果が出来た。今後、傷や腐敗など充分に気を付けながら選果を徹底し、消費者に美味しいトマトを届けたい」と話しました。

 小串トマト組合は、10日に1回の頻度で勉強会を実施。気温や湿度、二酸化炭素濃度などの管理を徹底し、高品質生産に努めてきました。12月から1月にかけて寒暖差が激しく生育が遅れましたが、例年並みの時期に選果を始めることが出来ています。