2021年6月17日

シシトウ目ぞろえ会 生産者増加で統一した出荷を

 諫早北支店で6月11日、令和3年産シシトウの出荷目ぞろえ会を行ないました。同支店管内では今年4月からシシトウの生産者が増加し、昨年度より6人多い10人で25㌃を栽培しています。初出荷者が多く、出荷規格を統一することで、市場評価を得ることを目的に、同支店生産者のみで同会を初めて実施しました。

 同日、生産者や同JA指導員9人が出席。選別基準や色沢基準、階級や品位、箱詰め方法などカラーチャート(出荷規格表)を用いて目線を合わせました。出荷形態は秀品・優品混合のバラ詰め(2㌔)出荷のみとし、月、水、金曜日を出荷日とすること。品種固有の形状、色沢を有し、病害虫果でないもので、長さ5㌢~8㌢、幅2㌢、曲がり2㌢以内とすること。注意点として収穫時にハサミを使用せず、ツルを付けて出荷することを決めました。

 橋本亮太指導員は「パック詰めではなく、バラ詰め出荷のみにすることで、生産者の作業負担を軽減できる。今後、オオタバコガによる食害果の発生に注意をし、収穫時に目視の徹底をしていただきたい」と話しました。