１，育苗準備 育苗期間は、稚苗で２０日を目途とし、播種日は田植え予定日をもとに逆算し準備しましょう。① 床 土 山土を使用する場合は、土をよく乾燥させ５㎜程度の篩ふるいでふるいます。 山土は無肥料であるため、育苗粒状肥料を混ぜましょう。（育苗粒状肥料１kgで７０箱分）② 種子籾消毒 スミチオン乳剤 １０００倍液とヘルシードＴフロアブル２００倍液を混用し、２４時間浸種してください。（浸種中は２～３回撹拌する）③ は 種 播種前、床土は十分にかん水し、播種時は床土表面の水がよく切れた状態で播種します。 播種量は催芽籾で、１箱１７０～１８０ｇを均一に播き、覆土は若干粗めの土を使用し、種籾が隠れる程度に行います。また苗立枯病予防のため、ダコレート水和剤５００倍液を１箱当り５００㏄、播種時に同時灌注してください。④ 出芽の方法・ （積重ね方式） １０～１５段に積重ね、最上部には高温障害を回避するため、空箱などを１～２箱重ね、その上からビニール又はシートなどで覆います。出芽適温は３０℃であるため、日中３２℃以上になる場合は、コモなどを掛け温度上昇を抑えましょう。（カビの発生や酸素欠乏対策） 被覆期間は、３日間を目安とし、１㎝位出芽したら夕方に苗を広げます。 『なつほのか・にこまる』は、『ヒノヒカリ』より伸長が早いため注意しましょう。・（平床方式） 種籾は必ず催芽籾を使用し、播種後直ちに苗箱を広げ、太陽シートなどで被覆します。 被覆期間は、５～７日間程度です。 被覆期間中に降雨があった場合には、速やかにシートに溜まった水を吹き流してください（雨水が溜まった状態では、出芽不良になるので注意する）。 太陽シート除去の目安は、苗が緑化し伸長４～５㎝程度とします（徒長苗防止のため）。⑤ 緑 化 積重ね方式の場合、出芽した苗を直射日光に急激に当てると、白化現象や日焼けを起こしたりするので、ラブシートなどで被育苗管理管理目標 ①６月２０日までのランナー切り離し ②炭そ病対策の徹底１）炭そ病対策・ローテーション防除暦に沿って定期的に防除を行いましょう。・ 炭そ病は２０℃以上で活発化し、降雨や風で激発しますので降雨時期は防除のタイミングを逃さないようにしましょう。・新葉の展開に合わせた防除や葉かぎ後の防除を行いましょう。・炭そ病の感染株と周辺株は圃場外へ持ち出しましょう。２）施肥・施肥量：ポット当りN成分で１００～２００mg覆し徐々に緑化させます。 ラブシート除去は、概ね苗長が３～４㎝を目安に夕方行い、自然光にあて硬化させてください（被覆期間は、３～４日間程度）。 『なつほのか・にこまる』は、『ヒノヒカリ』より伸長が早いので、ラブシートを早めに除去してください。⑥ かん水 ラブシート被覆期間中は、１日１回正午頃にラブシートの上から十分かん水します。 緑化後は、床土の乾き具合や葉の状態で判断してかん水を行い、夕方のかん水は、根の伸長を抑制するためできるだけ避けましょう（１日２回のかん水が目安）。 但し、強風などで苗がしおれる場合は、夕方であっても少量かん水しましょう。２，本田準備（中山間地・平坦地）① 元 肥 １０a当たり② 箱剤・田植え≪重要≫ 箱処理剤の薬剤効果を高めるため、田植え３日前に施薬しましょう。・防人箱粒剤：は種時（覆土前）から田植え３日前に１箱当たり５０ｇ施用。・サンスパイク箱粒剤：田植え３日前に１箱当たり５０ｇ施用。 ※いずれかの剤を必ず散布しましょう。 植え付け本数は、１株当たり３～５本とします。（植え付け本数が多いと穂数・籾数が多くなり、玄米の充実度が低下することで、品質に悪影響を及ぼします。 例：ポット置き肥（１０.５cmポット）N成分１００mgの場合３）害虫防除・ ハダニ、アブラムシ類、カキノヒメヨコバイ、イチゴハナゾウムシに注意は種作業前に種子籾の品種確認は必ず行い異品種混入に気をつけましょう。定期的な防除等の管理に努め、健全苗の生産をお願い致します。《６月の運勢》 射手座 11/23～12/21全体運／やった者勝ちなところがあるので先んじて動いて。問題が出てきたら後からフォローしていきましょう 健康運／ハードなスポーツも楽しめる好機です 幸運の食べ物／ミョウガなつほのかヒノヒカリにこまる種類ロング40日1ｇIB化成花むすめ２個ジャンプ１個肥料量大２個又は中３個６/２０まで６/２５まで６/３０まで約３０日施用時期肥効期間目安株冷Ⅰ型株冷Ⅱ型・夜冷普通６/１０まで６/１５まで６/２０まで約４０日2022.6３０kgＢＢ４２２ＢＢＬＰなつほのか一発（全層施肥）４５kgＢＢＬＰなつほのか一発（側条施肥）４０kgＢＢなつほのか 側条一発（側条施肥）２４kg３０kgＢＢ４２２ＢＢ有機入り８４２４０kg５０kgＢＢ水稲一発（全層施肥）４０kg 〃 （側条施肥）３０kgＢＢ４２２４０kgＢＢ有機入り８４２ＢＢＬＰにこまる２号（全層施肥）６０kg５０kg 〃 （側条施肥）12井手 裕一赤司 哲也水稲中部営農センター 指導振興課いちご営農部 指導振興課
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