JAながさき県央 20周年記念誌
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 様々な先端技術は革新的で素晴らしいものばかりです。ただ、何でも鵜呑みにするのではなく、自分達でしっかりと判断していきたいと思います。機械だけに頼るのではなく、便利な機械をうまく使うことが重要だと考えます。人にも限界があるかもしれませんが、機械も万能ではありません。人と機械、両方の長所を賢く活かしながら、共存共栄を基本に進めていきます。人と機械の共存共栄を。 世界一の農業大国であるアメリカで進められているスマート農業は、AgTeck(アグテック)と呼ばれています。これは、Agriculture(農業)とTechnology(科学技術)を組み合わせた造語で、AgTeckの代表的な例として挙げられるのはドローンです。 JAながさき県央では、組合員の皆様それぞれに最適な先端技術の活かし方で、効率的に高い収益が上げられる集約型農業を提案していきたいと考えています。AgTeckで集約型農業を。ドローン活用で省力化。 央のこれから JAながさき県央では、「農業所得の増大・農業生産の拡大」を柱に、「労働力支援・確保対策」「持続可能な農業の実現に向けた基本政策の確立」を目標に掲げ、第6次中期経営計画を進めてきました。具体的な方法として、今後はさらにドローンの活用を提案していきたいと考えています。2019年3月には、農林水産省がさらなる農業用ドローンの普及を目指して、「農業用ドローン普及計画」を策定しました。農業用ドローンの活用が特に期待される利用分野としては、農薬肥料散布、播種(種まき)、農作物や物資の運搬、圃場センシングなどがあります。は しゅJA Nagasaki Ken-ou 20th Anniversary27

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