JAながさき県央 20周年記念誌
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実り、喜び、共に実り、喜び、共に 皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 合併20周年を迎えるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。 組合員をはじめ、皆様方には、日頃よりJAの事業全般に亘り、ご理解・ご協力を賜り誠にありがとうございます。 平成12年4月に「長崎県央農業協同組合」が発足してから早いもので20年が経過いたしました。 これまでの事を振り返ってみますと、支店統廃合、農業・JAを取り巻くさまざまな環境の変化への対応、直近では改正農協法の施行、震災・豪雨・台風等自然災害による被害、そして、全世界をも揺るがす新型コロナウイルス感染症の影響や対策等、度重なる試練が押し寄せている状況の中、ここまで順調に事業運営が出来ておりますことは、組合員・地域住民・取引先すべての皆様のおかげであると思っております。改めて感謝を申し上げます。 さて、現在、農業・農村においては、担い手の減少を始めとして、「就農者の高齢化」「耕作放棄地の拡大」「鳥獣による被害の増大」「農畜産物の輸入拡大」それに伴う「価格の低迷」等、いずれも深刻な課題を抱えております。 そのような中、厳しい状況を打破していくために当JAにおきましては、「農業者の所得増大・農業生産の拡大」、「地域の活性化」の大きな2本柱を最重要項目として掲げ、取り組みを進めているところであります。 まず、「農業者の所得増大」につきましては、肥料・農薬・生産資材等、更なる生産資材コスト低減、近隣市場への販売強化による輸送コスト削減、Aコープ・直売所での地産地消の推進。「農業生産の拡大」につきましては、国の補助事業を活用した圃場の基盤整備や省力化を目指した農業機械・農業施設の導入、実質無利子・無保証料の農業近代化資金等農業融資での経営支援、県・関係機関等と一体となり推し進めておりまごあいさつ02

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