Mitte vol.10 2020年 WINTER
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 山の紅葉が深まる10月下旬、露地栽培のみかんを生産する常守さんの自宅周辺にある畑には、収穫を待つ黄色に色付いたみかんをはじめ、緑かん崎県の空の玄関口・長崎空港を有する大村市の北東部、福重地区は今では県内屈指のフルーツの里として人気を集める。大村湾を望む緩やかな斜面地ではみかんをはじめ、梨やぶどうなどの生産が盛んに行われている。 そんなフルーツの里で、糖度が高く甘いみかんづくりに励むみかん生産者・五道常守さんと淳子さん夫婦に話を聞いた。長12月までだが、「岩崎早生」「原口早生」「させぼ温州」「青島」と、みかんの品種で微妙に収穫時期が違う。色づき具合や寒暖の差など、天候や以前は大村市役所に勤めながら兼業農家をしていましたが、定年退職を機に専業農家へ転身。妻の淳子さんと二人三脚で「県央地域のおいしいみかんを全国の皆さんに食べて欲しい」という思いを胸に品質にもこだわったみかん栽培を続けていますみかん生産者五道 常守さん(69)   淳子さん(69)ごどうつねもりじゅんこ

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