いちじく部会は7月25日、南部営農センターで令和4年産いちじくの出荷目ぞろえ会を開きました。いちじくの品質向上・維持を徹底し、食味や品質本位の適期収穫に努め鮮度保持を図ります。収穫時期や選別方法を統一し、出荷終了まで安定出荷に努めます。
同部会が栽培するのは管理が容易で多収性の品種「桝井ドーフィン」。同日は生産者がサンプルとして持ち寄った果実の中身をチェックし、傷や腐敗、過熟果の選別ポイントを確認しました。3LからSまでの5階級に分けて、玉ぞろえや色沢、着色率や欠点果の程度により秀品(赤秀)と優品(青秀)に分け出荷することを目合わせしました。
今年産は6月の降雨量が少なく好天が続いた影響で疫病被害もなく、出荷量は例年より増える見込みです。
緒方正昭会長は「今年は例年と比べ、病気の発生も少なく非常に順調に生育している。今後も害虫防除や疫病対策の徹底に努め、安全安心ないちじくの出荷を続けていく」と話しました。